勉強と運動の関係
子供の脳細胞を増やす運動「3大条件」
心拍数を上げる
最大心拍数(220-年齢)の80%まで心拍数を上げる。
ランニングでしたら「はぁはぁ」と息があがり、顔が赤くなるくらいの少し強めの運動が必要。
普段使わない筋肉を使う
例えば走る場合もジグザグ走やジャンプを混ぜたりなど複雑な動きや、体幹を鍛える運動など自分の体の動きを意識させる運動は脳を活性化します。
1人でやる場合には、ダンスや体操などポージングが必要となる運動を取り入れることもポイントです。
運動は朝が効果的
脳は運動後に活性化するので、効果的に運動を取り入れようと思うのなら、1日のはじめや勉強と勉強の合間などにやると、運動の恩恵を受けやすく効率的な学習につながります。
運動プログラム「boks」
「boks」は、レイティ教授の理論を元に、効率的な運動プログラムとしてアメリカで開発され、アメリカの小学校などで導入され効果も立証されています。
BOKS(ボックス)プログラムは、幼稚園や学校の授業が始まる前におこなうアメリカ生まれの運動プログラムです。年齢や運動能力にかかわらず、楽しく運動できるというのが特徴です。
アメリカでは「ゼロ時間目のプログラム」として展開され、その日の授業が始まる前に運動することで子どもの脳の活性化を促し、学力が身につきやすい状態にすることを目的に、その効果を上げています。
近年、生活習慣や社会環境の変化による、精神的ストレス、運動能力や集中力の低下、肥満など、さまざまな側面から子どもたちの現状が問題視されていますが、その状況はアメリカも日本も変わりありません。
(引用元:boksプログラムとは)
日本ではスポーツを通じた社会貢献を目指しているユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(USF)が、このboksプログラムの普及を進めています。
まとめ
このレイティ教授の研究など、勉強(脳)と運動について多くの新しい情報や方法論が確立されてきてます。
皆さんのぜひお子様の将来のためにも、また子育てを楽しむ意味でも、無理なく楽しく「運動」を取り入れてみてはいかがでしょうか?