運動能力開発コース
子供の運動能力の向上、障害(怪我)を予防するため、効率的な身体のケア、運動能力を成長させる子供向けコースです。
運動が苦手な子に対しては、身体を上手に使うコツを教えます。
スポーツをしている子には、今よりもレベルアップできるコツを教えます。
コース内容
・足が遅い
・転びやすい
・集中力が無い
・他の子より不器用
・運動・スポーツ全般が苦手
・将来スポーツ選手になりたい
・友達・ライバルに負けたくない
・ケガから回復、再発予防を目指す
当施設の特徴
トレーナーによるマンツーマン指導
トレーナーはNSCA-CPT(全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)の資格を保持しており、トレーニング指導だけでなく、必要なストレッチ、最適な体操などを指導する事で、早期改善のためのアフターケアの説明をいたしましす。
個々に合わせた運動プログラムの作成
年齢や性別が同じでも子供によって現状の運動スキルは同じではありません。
個々のレベル、目指す目標に合わせた運動プログラムを作成。課題克服、目標達成に有効な運動方法の指導をいたします。
親御さんと一緒に出来て、さらに子供の運動能力アップに繋がるトレーニングメニューをご紹介します。
PNFによるトレーニング効率アップ
日常のクセやよく使う利き手・利き足などにより苦手や不得意な運動方向が出てきます。
そのままトレーニングを行うと、トレーニング効果にも影響が出てしまいます。PNFによりからだを左右差なく使えるように改善することでトレーニング効率がアップします。
なぜ必要なのか?
運動神経は8歳までが成長のピーク!
5~8歳頃は神経系が著しく発達する時期で脳をはじめとして体内に様々な神経回路が複雑に張り巡られていく大事な時期になります。
この時期のことを ”プレ・ゴールデンエイジ” と言います。
この時期には、神経回路に様々な刺激を与え、各種多様な動きを経験させてあげることが大切になります。
最近の子供は身長、体重などの体格は、親の世代が子供の時よりも上回っているのに、体力・運動能力は昭和60年頃から現在まで年々、低下傾向にあります。
このように体格が向上しているにも関わらず、体力・運動能力が低下していることは、身体能力の低下が深刻な状況であることを示しているといえます。
主な原因としては以下のようなことが考えられます。
- 昔と比べて空き地や手軽な遊び場が減少している
- 治安の問題から子供だけで外遊びをさせない親が増えてきている
- ゲーム機など便利なものの普及により、外でからだを動かす機会やスポーツ活動時間が減少している
・昔と比べて空き地や手軽な遊び場が減少している
・治安の問題から子供だけで外遊びをさせない親が増えてきている
・ゲーム機などの普及により、外で身体を動かす機会が減少している
これらの結果、運動能力が低下し、ちょっとした事でつまずく、こけた時に手を付けないなど怪我をする子供が増えています。
最近の調査では、子供の骨折発生率が30年前に比べて1.5~2倍程度に増加しているとのことです。
神経の働きが著しく発達する幼児期から成長期にかけて特定のスポーツだけでなく、色々な動きを身につけておく事は、将来のスポーツ技能や体力を高めるためにとても重要なことなのです。
逆をいえば、この時期にいろんな動作を経験しておかないと、運動能力が思うように伸びない、いわゆる「運動神経が鈍い」状態に陥ると考えられています。
この年代の時に身体を動かしておく事が重要です。
このプログラムになるのがコーディネーショントレーニングになります。
コーディネーショントレーニングにより運動の基礎づくりをおこなうことで、次にくるゴールデンエイジ(9~12歳頃)、さらには将来の準備になります。
コーディネーショントレーニングとは
コーディネーショントレーニングとは旧東ドイツの運動学者がアスリートを育成するために考案したトレーニング理論で、定義された“コーディネーション7つの能力”を高めるためのトレーニングです。
コーディネーション7つの能力とは、運動神経の構成要素と考えられていて、これらの能力を高めることで運動神経が向上すると言われています。
コーディネーション7つの能
リズム能力 | リズム感を養い、動作のタイミングを上手につかむ |
バランス能力 | バランスを正しく保ち、崩れた態勢を立て直す |
変換能力 | 状況の変化に応じて素早く動きを切り替える |
反応能力 | 合図に素早く反応し、適切に対応する |
連結能力 | からだ全体を無駄なくスムーズに動かす |
定位能力 | 動いているものと自分の位置関係を把握する |
識別能力 | 手や足、道具などを上手に操作する |
コース・施術の流れ
運動能力開発コース
左右バランスや筋出力の状態を確認し、苦手な動き、日常動作からくる癖をチェックしトレーニングの目標を設定していきます。
機能チェックの後、PNFにより神経発信を活発にし、筋バランスを整えることでトレーニング効率を最大化します。
その時期に必要なトレーニングを年齢や修得度に合わせて、段階的に実施していきます。
将来を見据え、運動能力の器を広げるトレーニングを提案します。
次回の来院までのトレーニングメニューを作成し、ご説明します。
お子様はもちろん、保護者の方にもトレーニングのチェックポイントをわかりやすくご説明いたします。
ケガ予防・回復コース
障害が発生した原因を、スポーツ競技中の動作や日常的な動作、また利き腕・利き足や癖など総合的な視野から解明していきます。
痛みのある箇所だけでなく、カウンセリングから導きだされた障害に関連する箇所の機能性を確認していきます。
障害に関連する関節、筋の動きを妨げている要因に対して徒手、ストレッチを用いて筋肉にアプローチしていき、緩和していきます。
実際の運動動作をしてもらい、痛みや動きにくさが緩和されているかを確認し、プレー時の不安を取り除きます。