豊中のトータルボディ整体 ONE & ONLY。腰痛や肩こり、骨盤矯正から男女問わずスポーツコンディショニングまで幅広く対応する豊中の整体です。

豊中のトータルボディ整体 ONE & ONLY  ワン・アンド・オンリー

外反母趾最前線 Vol.1:外反母趾とはどんな足?

外反母趾最前線 

Vol.1:外反母趾とはどんな足?

 

①外反母趾とは 

外反母趾イラスト

外反母趾とは簡単にいうと足の親指が変形してしまって内側に曲がっている状態を外反母趾といいます。

 
内側に曲がっているのに外反と言う割には、なんで内側に曲がってるの?と思うかもしれませんが、それは直立した状態から目線を下げて足を見てください。ほら、体の中心から見ると外側に反っているでしょ。なので母趾(親指)が外に反っているから「外反母趾」と名付けられました。
 
この外反母趾は子供から大人まで男女関係なく発生します。親指が変形して曲がっている角度によって、外反母趾の進行度合いを鑑別します。
 
下記が外反母趾と内反小趾の簡易的なレベルチェックの数値です。ご参考までに。
 
外反母趾角度
 
こんなふうに角度で外反母趾の症状を判断し、15度以上足の親指が内側を向いていれば外反母趾ということになりますす。
 
2013年に靴の販売会社である株式会社fitfitが40代〜60代の女性826名に調査したところ、なんと75%の方が足に悩みを抱えてるらしく、そのうちの4人に1人が外反母趾であると判明しました。
4人に1人となると、家族でひとりは「外反母趾」で悩んでいる人がいてそうな高確率ですね。まさに新たな国民病といえますね。
株式会社fitfit:40代~60代の女性の足に危険信号!マダムの75%が足にお悩み、 4人に1人が外反母趾ということが明らかに
出典:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000007960.html
 

②外反母趾のメカニズム

皆さんが小学生の時に習った「支点・力点・作用点」のテコの原理を使って、外反母趾になるメカニズムを解説しましょう。
テコ外反
①親指が小指側に押されて曲がる力が「力点」。
②親指の付け根部分である母趾球部が「支点」となって足底を左右に開きます。出っ張ってしまいます。
③さらにそのことで力が「作用点」となる第5中足骨基底部に流れ、足裏全体が不安定となるのです。
④上記の結果、本来足裏になければならない「足底アーチ」が消滅してしまいます。
これが外反母趾になるメカニズムです。
 
補足として先ほど出てきた、足底アーチを説明しますね。
 
人間の健康な足底(足の裏)には下の画像のような3つの足底アーチが存在します。
 
アーチ
 
◎前方横アーチ:横アーチは、足裏にある血管や神経などを圧迫から守る役割を果たしています。
◎内側縦アーチ:内側縦アーチとは、土踏まずの部分のことで、接地時などの足への衝撃を吸収する機能を持っています。
◎外則縦アーチ:足の小指に力を与え、歩行時に姿勢の安定を保つ働きをしています。私たちが歩くときに一番はじめに接地する部分であるこのアーチは固く、他の2つのアーチに比べて低くなっています。
 
この3つのアーチがしっかりできているうちは、地面からの衝撃や体重による荷重から足を守ることができます。しかし足をしっかり使わずに筋力が落ちたりするとアーチが徐々に消えていってしまいます。そうしてアーチが消えると足底にかかる負荷が偏って外反母趾が悪化します。するとさらにアーチが消えていく・・・という風に、マイナスのスパイラルが巻き起こってしまうのです。
外反母趾を治すためには、足裏のバランスを整え、筋肉を鍛え、この3つのアーチをただしく作ることが不可欠です。
 

③外反母趾の原因

kankei_s_img03

 
外反母趾の3大原因というと、ウィキペディアに載っている情報からすると「女性・ハイヒール・遺伝」と結論づけられてます。ただ、これだけが原因かというとそうではありません。そのほかの要因も含めて検証してみましょう。
 

女性

女性は男性に比べて筋力が弱いので足底の筋力を保ちづらく外反母趾ふくめスポーツ障害が多と言われることもあります。ただ、女性は男性に比べて体重が軽いので「筋力=障害」とはならないと考えます。それより女性の場合、骨盤は上から見るとまくて幅広く、X脚になる傾向が高いです。また生理学的にはエストロゲンやリラクシンという女性ホルモンが、靭帯や腱など固定力に関係する組織を弱めることで身体に柔軟性を与えます。その2点とハイヒールなど女性特有の外的要因が絡み合って、外反母趾が女性に多く発生するのではと思います。
 

ハイヒール

主な原因として、ハイヒールのデザインが先細が多いことと、ヒールが高いためです。
実は5cm以上の高さのヒールを履くと足が靴の中で前ズレを起こします。当然ヒールが高くなればなるほど足先にかかる負担は大きくなり最大で80%〜90%に達すると言われてます。通常いわゆるベタ靴の場合は足先とかかととの比重は5:5から6:4なので、ハイヒールは足先に大きな負担をかけており、これが外反母趾を誘引しているといわれています。
 

遺伝

→先天的遺伝
先天的遺伝とは、染色体・遺伝子の変異を親が持っていて、それが子どもに遺伝する疾患をいいます。外反母趾は医学的には「遺伝性疾患」ではないと言われています。
しかし実は骨格は親の特徴を受け継ぐ(遺伝)と言われてます。もしハイヒール履いたことがない18歳以前の時期に外反母趾を発症した場合は、この先天的な骨格遺伝が関係していると思われます。
 
→後天的遺伝
環境的な遺伝ともいえます。上記の先天的遺伝はなく、「ハイヒールを履く」「大き目の靴を選ぶ」「ペタペタ歩く」などの幼い頃からの外的要因によって引き起こされるものです。子供は良し悪しを判断することは苦手で、うまく伝えることもできません。悪習慣をしてないかを保護者はしっかりチェックすることが大事です。
 

 

その他の要因

 →ペタペタ歩き
ヒールやパンプスなど足を圧迫する靴を履くことで、足の指をうまく使うことをせずに、指の付け根であるようになります。その結果足底の筋肉群が発達せず、親指が曲がってしまい外反母趾を引き起こします。このペタペタ歩きは成人女性だけではなく、小・中学生など低学年のファッション志向の変化により低年齢化も進んでます。これが外反母趾に激増・低年齢化の最大の原因かもしれません。
 
→運動不足
外反母趾の防止には、正常な3つのアーチを保つことが重要です。またこの3つのアーチを保つためにはある程度足底の筋力が必要となります。しかし、日本人の1日の平均歩数は2011年の「健康日本21」によると、成人男性6,437歩、成人女性7,233歩しかなく、目標値である成人男性9,200歩、女性8,300歩に遠く及ばないものです。これでは一般的な生活だけでは足底の筋肉を保つのは難しいかもしれません。
 
→足にあっていない靴
足に合っていない脱げやすい靴は、脱げないように無意識で足の指を上向きにあげてみたり、指を縮めて歩いてしましがちです。この状態だと指の力が地面に伝わらないので、足の親指付け根への衝撃が大きくなって、その結果足指の付け根が出っ張り外反母趾を引き起こします。
 
→巻き爪
巻き爪とは、爪が内側に巻き込んだ状態で、皮膚まで食い込み悪化するとかなりの痛みを伴う疾患です。巻きづめになる原因はいくつかありますが、上記の足に合っていない靴を履くことも要因の一つです。この巻き爪の痛みをかばうあまり、不自然な歩き方になり外反母趾を引き起こす可能性があります。

まとめ

外反母趾は現代の女性の生活習慣や環境においては非常になりやすい疾患です。おしゃれを楽しむことも生活には必要ですが、根本的な健康を天秤にはかけれないと思います。「ハイヒールを履くな」「ベタ靴こそ最高」と言うつもりはありませんが、リスクを管理する上でも正しく外反母趾の原因やメカニズムを理解して、予防・ケアすることが重要です。外反母趾は足が変形して痛くなるだけではなく、身体の土台となる足の不安定さから引き起こされる全身の症状こそが、本当の怖さのですから。


tel06-6151-9998
営業時間 10:00〜20:00     定休日:日・祝

予約状況についてはお問い合せください。(最終受付:19時20分)